2019 名古屋ミネラルショー

ほぼ毎年行っている名古屋ショー,今年も初日の8/24(金)に行ってきました。
お盆休みも明けてちょっと涼しくなるのかな,と思いましたが名古屋は暑かった…

ちょっと起きるが遅かったので開場時間から30分後の10時半に到着しました。
すでにお客さんはかなり入っていて,ブースによってはなかなか前列に入れないようなところもあり,賑わってる印象でした。

今回特に狙いの石は決めておらず,とはいいながらトルマリンに目を光らせながらもふらふらとブースを回って何個か気になる(そのうち半分くらいは大阪から横浜でも見たやつですが)トルマリンを脳内でキープ。
あと入り口付近のお店でめちゃ気に入った標本も脳内でキープしました。
1周目を回っているなかでなぜか一目惚れしたのがASUWAさんで見つけたガネッシュヒマールの水晶で,これは即決でした。
今まで水晶には造詣がほとんど浅くってよくわからなかったのですがなんかこれはいい!ってなったのです。
決め手はクリアさと形のまとまりと面の面白さでした。

名古屋ショーは天井の照明がちょっと暗い気もしますが,人はそれほど多くはなく通路もゆったりしていて会場もわかりやすいのでいいですね。
あと,人とぶつかったときなどにちょっとごめんなさいって声をかける点で名古屋は礼儀正しいような印象というか余裕のようなものも感じます。

2周目で気になっていたトルマリン2個を回収。
1つはニューウェーブさんにあったネパールの黄色いトルマリン。
ネパール産は2個もっていますがいずれとも違う色相と透明度がポイントでした。
もう1つはMinerals Saraiさんにあった草色のアフガニスタン産。こちらはおまけも2個つき。

今回,お昼ごはんをいももさんが企画して下さっていたので12時半に待ち合わせました。
なんと6人は初対面の方々で冷菓さん姉妹と私を加えて総勢9名。
会場から歩いて10分くらいの「まきばカフェ」というところで,カルボナーラを食べたのですがクリーミーでとても美味しくて盛り付けもおしゃれでした。
パスタが平たいタイプなのが名古屋らしいと思うのは気のせいだと思いますが,ソースとの相性も良かったです。

初対面の方々も皆さんとてもいい人で,石やルースへの情熱や名古屋の石事情(主にハンズの話)を聞かせてもらい,カルボナーラが出てくるまでの1時間があっという間に楽しく過ぎました(←長くてよかった)。

以前からいももさんに私のトルマリンコレクションをお見せするって約束してたので,今回持って行ってランチの際に見てもらいました。
そのときにちひろさんがスマホで撮ってくださったのがこの写真。

27tourmaline 

お店の照明+LED懐中電灯のミックスでちょっと机から浮かせて撮ってもらったせいか,家で白色LEDで撮るよりも色がきれいに再現できていてお気に入りの写真になりました。
(アクリル板をもってくれているのはよっさんさんです)。

ランチ後にもう一度ショーに帰ってから,最初から気になっていた結晶の透明度が
高いきれいなアリゾナ産の青鉛鉱を購入しました。

最後に忘れてましたが蛍石の状況は・・・
いっぱいありましたよ。
特にどこが目玉っていうのは無かったと思いますが,各お店ともに特色を出していてオーソドックスなもの,コレクション放出品,新産など,きれいな標本もたくさんありました。
一時期よりもバリエーション広く手に入る状態ではないかと思います。
適当な所感で申し訳ありません・・・

では今回の購入品です。

2019-nagoya

手前の右二つはおまけでもらったアフガニスタン産トルマリンです。
水晶と青鉛鉱は追って詳細をアップしたいと思います。
(最近ブログはほぼミネショ毎の更新になってますががんばります)。

す。

 

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2019 夏 ミネラルザワールド横浜

横浜ショー,春に続いて夏も初日は参加できず2日目土曜からの参加になりました。
木曜から関東に出張できていてそのまま金曜は横浜に泊まれたので,ゆっくり寝てから向かうことができました。
ゆっくりとはいえ,近いので朝は会場近くで朝食をとりつつも9時半過ぎには会場へ。
ミネショでこんなに早く会場に着いたのは初めてかもしれません。

さて,今回の横浜ショーですが,サンマリーショーの後だったせいかフランス産の蛍石が多かったと思います。新産なのか新しく仕入れられたのか,前からあったのかよくわかんないですが,とにかくブルー,イエローに加えてカラーレスも多くみられました。
カラーレスので心惹かれるのが何点かあったんですが,「これだ!」っていうのはなかったので,またそのうち出てくるだろうと思ってパスしました。

あと私が最近好きなトルマリン,タンザナイトに関して。

トルマリン:
インディゴライト(ブラジル,アフガニスタン)がとても多かったような気がします。どっからどこまでがインディゴライトと呼べるのか(色のこと),気にされる方もいるようですが,青緑~青紫で色が濃いのも淡いのもインディゴライトとして売っていました。
やはり新宿ショーや池袋ショーと違って出てる業者さんは少ないので,あまり珍しいの目新しいのはなかったように思います。
何にはコレクターの放出品を含めて面白いのが見つかりました。

タンザナイト:
数点持ってきてられる業者さんはたくさんいて綺麗なのもありました。
しかし,しかしNew Eraのように「たくさんある中から選ぶ楽しみ」に慣れてしまっている私としてはどうも触手が伸びず,購入には至りませんでした。

なんだか締まらないレポートですみません。

では購入した標本を。

2019-yokohama-sm

<トルマリン>
左からブラジル,マダガスカル,アフガニスタン,ブラジル
最近のショーレポってこういうパターン多いですよね…
基本「持ってない色」で探してるんですが,その日又はそのショーを通した購入品でカラーバリエーションが欲しくなってしまうのでこんな感じになるのかもしれません(笑)。

あとペルーの八面体パイライトも買いました。

最近ミネラルショーやミネラルイベントがどんどん増えているせいか,横浜のお客さんはあまり多くなかったような気がします。
「主催団体」に入る収入が総額が増えて顧客や流通量が変わらなければ,末端での価格か業者さんの利益のいずれかにしわ寄せがかかると思うので,イベントがバンバン増えるのも将来を考えるとどうなんかな~と思ったりします、

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ここからはミネショ以外のお話です。
土曜の夜も横浜に泊まったので「工場夜景クルーズ」というのに行ってきました。
京浜フェリーボートという会社がやってて,横浜ショー会場近くの「大桟橋」から出ています。

比較的小さいですがスピードの出る船で(元は羽田空港を作るときに作業員を送迎するための船だったとのこと),川崎の工業地帯まであっという間に連れて行ってもらえます。
船長さんがとても面白い方で,工場の紹介だけでなく工場や倉庫の歴史,停泊している船の話や港内の標識のことなどいろんな話題を織り交ぜて話してくれてとても楽しかったです。

Factoory-1

Factoory-2

こちら石油精製プラント(だったと思う)を船から見た写真です。
キラキラして綺麗だなーっていうのもありますが,人々の生活を支えている鉱工業や海運の現場を間近で見れて感慨深いというのもありました。

横浜にもう一泊して日曜は前から行きたかった中華街の「菜香新館」でランチを食べて帰りました。
こちらも美味しくてサービスもちゃんとしてて大満足でした。
また横浜来たいです。

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2019新宿ショー(夏)

新宿ショー(第32回東京国際ミネラルフェア),初日に行ってきました。
前日までどうしようかな~と迷ってたのですが,去年は行かなかったしやっぱり行かないと!と思い参加することにしました。

梅雨入り前後なので天気が良くないことが多い新宿ショーですが,今回もバッチリ雨。家を出るのは早かったので屋外では雨には会わずにすんだのですが,新宿ショーの会場(第一会場)はめちゃくちゃ蒸し暑かったです。
バイヤーズデイでは熱中症で搬送された方がいたって話を何度か聞きました。

10時ちょうど位に到着してまずは 大阪ショーには来ていなかった New Era Gems へ。
他にも行くところあるやろうってツッコミが入りそうですが,春の大阪ショーに来ていなかったのでタンザナイト欲を満たしたかったのです。
早速ずらーっと並んだタンザナイトを掘ります。
掘っている間,石友さんが3人ほど来られて「朝一でいると思いました(笑)」って言われてしまいました。
しかし同じ鉱物のバリエーションがたくさんある中から選ぶのって楽しいですよね。
ということで30分くらい粘ったかもしれませんが,タンザナイト2ヶ購入しました。
この時点で汗びっしょり…

とりあえず涼を取ろうと第二会場に非難したら,石友のikutoさんと遭遇して見せてもらう約束をしていた超珍しいニューヨークの黄色い蛍石も見せてもらいました。
ikutoさん,ありがとうございました。

次はトルマリンを探してほぼ全部のお店を見て回りました。大きくて綺麗で高価なもの,お手頃価格のもの,珍しいもの,色々ありました。
このところアフガニスタンのトルマリンが多いですね。アフガニスタンは同じようなクオリティでも高いところと安いところの差は結構あるみたいなのでじっくり回るといいと思います。
あとタンザニアのカナリアトルマリンのきれいな原石がありました。
で,結局買ったのは再び New Era Gems でコンゴ産のトルマリンを2個!タンザナイト合わせて同じ店で4個ってちょっとおかしいですよね

では今日の購入品です。

2019-shinjuku

紫と黄色はタンザナイト,オレンジがかったピンクとグリーンはコンゴ産のトルマリンです。

Vesuvianite-g

Vesuvianite / Stifle Claims, Meadow Brook, Georgetown, El Dorado, California, USA

こちらはめっちゃ緑が濃いベスブ石。
エメラルドとまではいかないかもしれませんが,とても濃い緑です。

お昼ご飯はちょっと遅めの13時半にあだちさん,キミコさん,iruさんと。
台湾料理的なお店でゆっくり1時間ほど居座って(生ビールも2杯飲んで)購入品の披露や情報交換しました。
あだちさんはカラーレスに近い極めて淡色の蛍石を3個買っておられたのが刺さりました。キミコさんは「豆腐蛍石」というのがツボ,iruさんに見せてもらった磨いた瑪瑙みたいなソーダ沸石も栗みたいでかわいかったです。
それぞれの好みでいいものを見つけて情報交換するのは新しい発見があって楽しいですね。

雨で新幹線が遅れたらいやなので3時過ぎに会場を後にしました。

次は4週間後の横浜に参加予定です!

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2019春 浅草石フリマ

5月12日(日),浅草石フリマに参加してきました。
今年も昨年の5月と同様,朋子さんとくつ箱さんと一緒に「鉱ノ森」で出展させてもらいました。
ダラダラした報告ですが備忘録もかねて綴ります。

【準備編】
昨年は初めての参加だったこともあって「石屋さん気取り」で同じ大きさの黒い紙箱を用意して(確かに見映えはするのです),購入されたら丁寧にナイロンの切れ端を緩衝材として入れる,というのをどの石にも統一していたのですが,いざ始まってみると朝は特にお客さんが集中してゆっくり梱包しているヒマなどなかったところが反省でした。
なので今年はなるべく簡易梱包できるように一部のデリケートな石を除いてキッチンベーパーを巻くだけ,又はプラケースにミネラルタックで固定したそのままお渡しすることにしました。

ととりあえず梱包の大筋は決めたものの出す石が決まらない。。。
手放す石も元は売るために仕入れた訳でもないので,買った石には愛着があってなかなか決めれません。きっと業者にはなれないと思います。
次は値付け。出すと決めた以上は欲しい人に安く買ってもらいたいので,
・買った値段が明らかに今の市場価格(雰囲気)より安いものはそのまま
・そうでないものも自分で楽しんだ分は値引き
を基本には考えてるのですが,
・もし業者に買われて転売されたらイヤ!とか
・浅草往復するだけでもお金はかかってるしな~
という気持ちも働いて,なかなか決めきれないんですよね。
やはり業者にはなれません。

最後は子供と相談して決めました(笑)
結局ラベルや箱の準備をして持って行くスタンバイができたのは金曜の夜でした。

【前日編】
フリマは日曜朝から準備しないといけないので東京に前泊しました。
土曜の朝はちょっと用事があったので昼前に出て,15時過ぎに石友さんのあだちさん,キミコさんと浅草で待ち合わせ。
事前に半分冗談で「ホッピー通りに行きたい」と言っていたのですが,明るい昼間っから飲むのに賛同してくださりました。
ホッピー通りは天気のよい土曜ということもあってか明るいうちから人いっぱい,洋の東西を問わず老若男女が陽気に飲んでます。
「入れるよ」っていうお店にとりあえず入りましたのですが,結構清潔感があって,食べ物もメニュー自体はいかにもって感じの「煮込み」とか「ホルモンなんとか」が多いですが,どれも美味しかったです。

Hoppy

↑煮込み・〆サバ・チジミ・馬刺

せっかくのホッピー通りなのでホッピーも一応飲みましたが,私は「三冷」(※)主義なので,氷の入ったグラスにナカとかソトとかいうスタイルはやはり苦手です。
三冷も頼めばやってくれるのかな?
※三冷とは?
 冷えたグラスに冷えた焼酎、ホッピーを注ぐスタイル。
 ワンピースの悪者軍団の名前ではありません。

飲んだあとは仲見世通りを練り歩いありおみくじなど引いてお参り。
浅草らしい観光をちょっとだけ楽しみました。
前日編,ほぼホッピー通りの話でしたね。

【当日編】
朝早めに目が覚めて窓の外を見るとスカイツリーの上部が雲に隠れてるじゃ無いですか!
さすが背が高いですねスカイツリー。

Sky-cloud


会場には9時前について設営とか(私はデスクの上に敷くシートの端を止めるのを手伝ったくらいですが・・・)陳列とかしました。
去年は10時半の開場と同時にあくさんのお客さんがブースに来られてそれは大変だったのですが,今年はそうでもありませんでした。
出展者数も過去最大らしいですし,きれいな標本を安く売っているコレクタさんや人気の業者さんのブースなどが増えて分散したのか,単に私の出した石(事前にツイッターでは一部紹介していた)の「出がらし感」のためかはよくわかんないですが,ちょうどいい感じで落ち着いて対応できました。
「これが欲しかった」って言って買って下さる方も何人かおられて嬉しかったですね。

あとはネット上だけでの知り合いだった方の実物にお会いできたり,差し入れをもらったり,フリマならではの楽しみを満喫できました。
コレクターさんが自分のコレクションを展示しているところも結構あったのですが,自分の店もあるしほかのお客さんもおられるのであまりゆっくり見せてもらったり話したりできなかったのがちょっと残念です。
自分もちょっとやってみたいかも。

では,お売りした石は紹介しませんが,買う側で持ち帰った石の紹介を。

Spin
小さくて宝石質の石詰め合わせ。



Acb

差し入れでもらった食べられる石onアクリルベース

来年とかどうするかは一緒に出したお2人の意向も含めて全然未定ですが,参加したいとは思います。
フォトブック的なものの構想は全く進んでないですがそれもやってみたいし。
ちょっとした展示にも興味もあるし。

とりとめのない報告でしたが,読んでくださりありがとうございました。

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2019 大阪ショー

10連休だろうと平成最後であろうとゴールデンウィーク初日は大阪ショーです。
4月は新年度でいろいろ忙しくって最終週は体調を崩してしまいましたが,なんとかほぼ復活して機嫌よく行ってきました。

会場には10時過ぎに到着。
いつもミネショのときは会場レイアウト図をプリントアウトして目星をつけたお店にマーカーで書き込んだものを持っていくのですが,うっかり玄関に置いてきてしまったみたいです。

とりあえず第3会場だったかに話題の石を扱ってるお店があるってtwitterで見たような気がしたので行ってみることに。
Liber mineralというお店に人だかりができているので「ここか!」と思っていってみたら,店員さん(バイト)の方が知り合いで「momoさん,今日はダイアスポアですか?アクアマリンですか?」って声をかけてくれたので「あ!そうだカラーチェンジダイアスポアなるものが話題なんだった」と思い出しました。
ネットで見るだけだと結構地味な石だと思っていたのですが,実物を見てみると,テリのある双晶は小さいながらも存在感があってそれなりにカラーチェンジもするじゃないですか。
というわけで小さいですが白熱灯でのピンクみが強めに出そうなやつを選んでゲットしました。
光源によって様々な色に変わるらしいのでいろいろ試してみたいです。

今回の大阪ショーは(っていうかだいたい最近は)トルマリンを買おうと思ってたので,その後はだいたいトルマリンを求めて彷徨いました。
横浜ショー,いやその前の池袋から気になっていたトルマリンが3個あって,大阪でも残っていたら買おうかなと思っていて実際全部残ってたのですが,そのうち2個については同じ系統で安くてきれいなのが見つかったのでそちらを買いました。
我慢してよかった!
あと1個はまだ保留にしときました(きっと新宿や夏横浜でもあるはず)。

その他では持っていないかつあまり見ない色のトルマリンがあったので即決で購入。
arthさんには「来ていきなりですか!?」って言われました。

アフガニスタンのインデイゴライトは人気のようですが,中東系のお店の計り売りのやつを掘れば結構いいのがありますよ。

蛍石に関しては,うーん新産っぽいのはあまりなかったのですが,HB-1の Throwin' Stone にナミビアの青い蛍石が複数個あって,単色かつ濃色でなかなかきれいな青でした。Okorusu のクラスターとはまた違うミューメキシコの青みたな感じです。
最近濃い青い蛍石はいろいろ疑惑の目で見られてるしねー,ってこやまさんと冗談半分話しつつ見送りましたが,なかなかきれいなものでした。

今回はタンザナイトをたくさん持ってこられる New Era Gems が出店していなかったのでとても残念でしたが,資金を吸い取られずにすみました(笑)。

お昼は冷菓さん,こやまさんと京阪8Fのレストラン街で食べました。OMMのB2Fも安くていいのですがあまりゆっくりできる感じではないのでゆっくりした場合はいいかもしれません。
最近石イベントにひいらぎさんが見えられないようで,ちょっと心配です。

歩き疲れた午後3時~さっきのメンバーに加えて去年の秋のKey'sさん即売会で知り合ったりかたんを捕獲して4人でお茶しました。
りかたんが最近入手された標本を見せてもらい,いいなーいいなーって騒いでしまいました。
京阪の3Fの珈人ってお店,ちょっとお高いですがゆったりしていてコーヒーもおいしいのでおすすめですよ。

では購入品を。

Osaka2019a

トルマリン×4
ダイアスポア
アメシストは雨塚山のです。

次は再来週の淺草石フリマですね!
少しですが今年も出品側で参加しますので,買わなくっても声をかけて下さると嬉しいです。
鉱物標本119・120「鉱ノ森」です。

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針鉄鉱(スペイン)

Goesite Goe

Flion Sur Mine, Tharsis, Alosno, Huelusia, Spain
左右20mm

スペイン産の針鉄鉱です。
針鉄鉱(ゲーサイト)は鱗鉄鉱(レピドクロサイト)とともに褐鉄鉱(リモライト)を構成する鉱物らしいです。
ゲーサイトもレピドクロサイト化学式はいずれもFeOOHですが,結晶構造が違うので別の鉱物になります。
ただ,両者は混じって産出することも多く区別するのが困難であったりわざわざ区別するために分析する必要もないので褐鉄鉱ということも多いようです。

この標本はゲーサイトと明記してあるのでゲーサイトなのでしょう。
見てわかるように鈍い金属光沢がある球状の塊が極彩色といってもよい派手な虹色に着色しています。
表面に可視光線を透過する膜の層があって,その厚みによって干渉する色が違うためにこのように見えるのだと思います。

 

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スペサルティン(ブラジル)

Spessartine Spessartine-u1

Spessartine-u2

Spessartine, Quartz, Muscovite /
Navegador Mine, Cinselheiro Pena, Minas Gerais, Brazil
左右25mm。

スペサルティン(満礬石榴石)はガーネットの一種です。
ガーネットというと菱形十二面体か凧型二十四面体のコロっとした結晶になることが多いですが,スペサルティンは平行な階段状のパターンを有する板状の結晶もよく見られます。

この標本は階段状のパターンが顕著に見られ,厚みが5mm程度を薄く平べったい結晶になっています。
透明度が高く紫がかった赤~オレンジがかったピンクの結晶は透過光で見ると美しい色合いです。

ステップ構造を拡大してみると面によって異なり,一面はちょっとずつ段差のある平地,もう一面は狭くて段差の高い崖のような階段を思わせます。

白雲母と水晶を伴っているところも特徴的です。

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2019 春 ミネラルザワールド横浜

今年の横浜ショーは初日の金曜日に用事があって行けなかったので2日目土曜に参加しました。
関東のショーに2日目から参加というのは初めてかもしれません。

いつも3月の横浜ショーって桜が咲き出す頃なのに寒いっていうイメージなのですが,今年も寒くておまけに小雨まで降ってました。
地下鉄の駅には9時50分くらいに着いたのですが,開場前に待たされるのが嫌いなので駅の喫茶店で時間をつぶしてから会場に着いたらちょうどお客さんの入場が始まったところだったのでラッキーでした。
※初めて横浜ショーにいったとき,クソ寒い日だったのに後ろの方に並んだら建物の外に並ばされたことがあって今でも根に持っているのです。

特に行くお店の順番とか決めていなかったのですが,真ん中へんを右に曲がって進んでいくと,クリスタルステージさんのところで早速石友の朋子さん,あだちさん,キミコさんがおられたので合流しました。
そこでイリノイのほぼカラーレスな蛍石を見つけた(というか朋子さんがみつけていったん戻した)ので即決で購入しました(朋子さんごめんなさい)。
あとは石友さんと一緒になったり別々になったりとぶらぶらしながら回りました。
蛍石に関して雑ですが全体の印象をまとめます。
・いつも蛍石を多く出されているお店は,今回も新旧いろんな蛍石を出されていました。
・特に大注目の新産っていうのはなかった感じ。ユタとかコロラドのが新しかったのかな。
・最近ネットで放射線照射で青くした蛍石の話題が多いせいか,中国産の鮮やかの青の蛍石はあまり見なかったような気がします。

トルマリンもいいのないかな~と探し回ったのですが,池袋ショー以降に入った目新しい標本はなかったような気がします(少なくとも私が探している色やサイズに関しては)。

タケダミネラルさんのネットショップで最近オパールがたくさん入っていたのを見ていたので,タケダさんのオパールを見に行きました。
各種ブラックオパールやチョコレートオパールなどきれいなものがたくさんあってどれがいいのかイマイチ決められずにいたところ,ジャムの瓶みたいなのに入ったウォーターオパールを勧められて(全く存在に気づいてかなった),うわぁこれきれい!ってなって購入しました。
ドライなオパールへの興味もまだあるのですが,また今度の楽しみにとっておきます。

お昼ごはんは産貿センターの地下で食べたのですが,地下の食堂街って土日は殆どお休みなんですね。
午後からもぶらぶらと回って,ブラジルのスペサルティン,スペインのゲーサイトなどを追加しました。
↓今回購入した標本です。
2019-yokohama
奥のほうに鎮座する瓶詰めがウォーターオパール,前列中央右のはコロラドの蛍石です。
全体的な統一感ナッシングですね(笑)。
いつも横浜ショーは日帰りなのですが,今回は石友のへりけーとさんに晩ご飯を誘ってもらったので横浜に一泊して(遅くまで飲む気まんまん)参加してきました。
へりけーとさん,朋子さん,あだちさん,キミコさん,私の5名。
遅くまで飲んで食べてしゃべってとても楽しく過ごすことができました。
趣味以外では全く接点がないはずの気の合う友達と時間を過ごす楽しみというのも石集の良さだなー
としみじみ噛みしめながら帰路につくのでした。

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電気石

Tourmalines_18

年度末の忙しさに加えて身内のケガやらなんやらで更新がサボりがちになってしまってます。

石も今年になってあまり買ってないのです(ツーソン新着関連の即売会に行けていない)が,今年もトルマリンとタンザナイトを買うような予感がします。

というわけで,今の時点で集まったサムネイルサイズで単色またはほぼ単色のトルマリンズの集合写真を撮ってみました。

トルマリンは電気石グループに属する鉱物で,XY3Al6(BO3)3SiO18(O,OH,F)4

の化学組成で表わされる六方晶系の鉱物です。

よく見るのは

dravite 苦土電気石

elbaite リチア電気石

schorl 鉄電気石

uvite 灰電気石

だと思います。

鉄電気石はだいたい真っ黒ですが,他のトルマリンはたいてい色がついていることが多くカラーンバリエーションも豊富です。
あとリディコート電気石(liddicoatite)というのもリチア電気石と区別がつきにくいですが別の化学組成の鉱物として分けられているらしいです。

実際に鉱物標本として流通しているものについてはっきりと分析されていないものは何電気石なのかよくわからないものも多いと思いますが,私はそのへんはあまり気にしません。

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金紅石/赤鉄鉱 (ザンビア)

Rutile_hematiteRutile_hematite_u


Rutile on Hematite
Mwinilunga District, North-Western Province, Zambia
左右25mm。

ラベルにはザンビアとしかかかれていませんでしたが、上記の産地だと思います。
六角平板状のヘマタイト(※)の上にキラキラした金属光沢のルチルがついています。
ルチルは強い光で見ると赤黒く見えます。

※ネットで同様の標本の解説を見るとヘマタイトはイルメナイト(チタン鉄鉱)の仮晶とされている場合が多いので,そうなのかもしれません。

この標本で興味深い点は,ルチルとヘマタイトの結晶の向きにあります。
ルチルの結晶の向き(筋状の構造でわかると思います)は一見バラバラに見えますが,よく見るとルチルの結晶どおしの角度は120°になっていて,またヘマタイトの六角形の辺の「どれか」の向きと平行になっていることがわかります。
これは,ルチルの結晶が成長するとき原子が一個一個集まってできるのですが,その際に下にあったヘマタイトの表面にある原子の並び方に「ならって」成長することによります。
こういう成長のしかたを「エピタキシャル成長」とよびます。
"epi"はギリシャ後で「上」,"taxial"は「軸」と「向き」の意味らしいです。

2つの異なる鉱物であっても,その結晶構造において対称性と原子と原子の距離が似ていると(※),「違和感なく」成長するため,エピタキシャル成長する場合があるのです。
※「似ている」といったのは三次元的な結晶構造が「同じ」である必要はなく,それぞれの鉱物が接する面における二次元的な対称性が同じであればよいためです。

ブラジル産の「太陽ルチル」もヘマタイトを中心に六方にルチルの針状結晶が成長していますが,これもエピタキシャル成長なのだと思います。

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