レインボーガーネット(天川村)

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Andradite / Kohse mine, Tenkawa village, Yoshino-gun, Nara Prefecture, Kinki Region, Honshu Island, Japan
一辺6~7mm。

↑mindat ではこんな表記になってましたが,奈良県天川村 川迫(こうせ)産のレインボーガーネットです。
villageはハイフンなし,gunはハイフンありで小文字(それにたぶん外人は「ガン」って読むような気が…),県以降は英語,近畿とか「本州」とか全然どうでもええ情報やん?って思う増すよね。
基本,郵便番号がなくても郵便物が届くレベルの情報で過不足ないと思いませんか?
同じように,外国の鉱物の産地表記についても,あまりに長いやつはその国の人から見たらどうでもいいような情報が入っているんだろうなーって思います。
特に「〇〇地方」とか。
Kouse Mine, Tenkawa Village, Nara Pref., Japan
でじゅうぶんですよね。

話は本題に戻りますが,いまさらながら天川村のレインボーガーネットです。
出始めた頃が高かったりで入手してなかったのですが,先日標本店でふと見つけてビビってきたので入手しました。

表面には白っぽい斑模様があって「とってもキラキラ」ではないですが(磨きたい衝動にかられます),菱形十二面体としての形がとても端正なので気に入っています。
レインボーガーネットが虹色のイリデッセンスを示すのは,屈折率が異なる材質でできた薄い層が積み重なっているからとのこと。
この標本は面によって青緑/赤紫の面,橙~黄色~黄緑を示す面,青っぽい面があります。積層構造における厚みの比率等が微妙に異なるからでしょう。
シャボン玉の液で薄い膜を作ったとき,薄くなるにつれてピンク/緑→黄色/青→無彩色に近い茶色/白と色が変わってくるのと同じような原理だと思います。

ガーネットも結晶面や色が楽しいのでもっと集めてみたい鉱物のひとつです。

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蛍石コレクション(1)

唐突ですが,Twitterのアンケート機能を使って蛍石を集める上でのポイントを投票してもらいました。
↓結果

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色、かたちが優勢でその割合は2:1。
産地は意外と少数派のようです。

ということで,今まで直接的にはあまり触れていませんでしたが,私自信のコレクションに対する思いや蛍石に関しての薀蓄,人様のコレクションのこだわりについて感じることとかを既出の写真(ばかり)を交えてまとめてみたいと思います。

まずは「色」について。

【カラーバリエーション】
「色」に投票した人が一番多かったのですが,「きれいな色」という意味の人が多いのかもしれません。あるいは,特定の色(青やピンクが人気ですよね)が特に好きという人もいる思いますし,カラーレス限定で集めてる人がいるというのも聞いたことがあります。
私の場合,標本一つ一つの色がきれいなのに越したことはありませんが,それ以上に蛍石のカラーバリエーションに魅力を感じているので「バリエーションを楽しめるコレクション」になることを目指して集めていました。

鉱物標本を集め始めてちょっとしてから,ネットショップの蛍石コーナーで紫,緑,水色の3色の蛍石が売っていたので面白いなと思ってそれぞれ購入してみました。
届いた蛍石をみて「なんて面白いんでしょう!」と思って調べてみると「蛍石はオレンジ以外の色は全部ある」といわれるほどいろんな色相の石があるということを知り,さらに先輩コレクターのブログやサイトで色とりどりの美しい写真を見て,とても感銘と憧れを感じたことを覚えています。

天然のものから工業製品に至るまで「いろんな色があるもの」「それを順番に並べること」には子供の頃から目がなかったので,はまるのも当然ですね。

集め始めた当初は「持ってない色」→「持ってる色と持ってる色の間の色」→「彩度が違う色」と補間拡張するように順調に増えていきました。
さらに集めている中で結晶の形や産地なんかにも興味が出てきて標本もどんどん増えていきましたが,最終目標としてはできるだけいろんな色を集めて「均質なグラデーション」を目指す(というか縛りを設ける)ようになりました。
なので,ミネショやネットで新産や美しい蛍石を見つけても「このあたりの系統の色はいま多めに持ってるからパス」して欠乏気味の色にこだわって探したりと,よくいえばストイック,悪くいえば変わり者な集め方もしました。

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図1.
そんなこんなで自らの妙なこだわりを恨んだりしながらも根気よく集めて,なんとか目指すものに近いコレクションになってきたと思っています。
ほぼ同じ色のがあったり,このあたりの色相がちょっと弱い(特に黄色~緑の中間色は少ない)というのもありますが,8年かけて320個集めたコレクションはとても愛着があります。

【発色の原因】
理系の人は鉱物の発色の原因について興味を持つことが多いと思いますが,そう簡単に調べられるものでもないし,そもそも明らかになっていないことも多いようです。
蛍石の発色の原因についてはいろんな本や文献に書かれていて,主なものとしてイットリウム(Y)や希土類元素(※),酸素が不純物として混ざっていること,あるいはフッ化物イオンの空孔に電子が捕獲されたカラーセンターなどといった(大きい括りでいうと)点欠陥に起因するようです。
(※)周期表の下のほうのおまけみたいなやつの上段,いわゆるレアアース。サマリウムとかユーロピウムとか。

ちょっと風変わりな発色理由として,金属カルシウムのコロイド(微粒子)による青~紫,有機物による茶色(オハイオやカナダの青白く蛍光するやつ)というのもあります。

「蛍石の色はバリエーションがあるが遠く離れた産地でも同じ色は同じ色」というのを聞いたことがあります。
異なる色の発色の原因が「同居」できると,色も混ざって中間色が連続的に現れるのでしょうが,そうでなければ決まった色(飛び飛びの色)しか現れないということかと思います。
実際は青緑~赤紫くらいまではかなり連続的に色相をカバーしていると思います。
また黄色~緑の間の色相の蛍石があまりみられないのは,発色の原因となる欠陥が同居しないためなのかもしれませんし,人間の色覚が特に黄色周辺で分解能が高いからかもしれません。

【ゾーニング】
「ゾーニング」も蛍石の色の魅力の一つだと思います。
ゾーニングが顕著に現れるのは主に六面体の蛍石ですが,六面体というシンプルなかたちであることが幸いして「真横」から見ると非常に細かい(土星の輪の微細構造を思わせるような)縞模を確認できることがあります(図2,3)。

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図2 El Hammam, Morocco
      図3 Berbes, Spain

また,等方的にゾーニングがあるので遠目にみると背景の色(ゾーニング部分の色に対するメインの色=私は「マトリックス」と呼んでいます)と混じって微妙なニュアンスの色に見える場合もあります。

例えば黄色のマトリックスに青いゾーニングが入るとレモン色や緑に見えますし(図4),淡い緑に紫がかった青のゾーニングだと(黄緑と紫が補色であるため)少し彩度が落ちてオリーブグリーンに見えたりします(図5)。
さっき述べたように黄色~緑の間は中間色が乏しいですがゾーニングのおかげでこれを補っているというのもあります。

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図4 Doefl Quarry, Germany       図5 Westpasture Mine, UK

また英国の蛍石などで,よく見ると無色の蛍石に赤茶色と赤紫の細かいゾーニングがあってピンクに見えるものもあります(図6)。
アルプスやパキスタン,ペルーの「ガチピンク」とはちょっと違いますが,優しいピンクでよい感じです。

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図6 Heights Quarry, UK

【バイカラー,マルチカラー】
バイカラーやマルチカラーの標本が豊富にあるのも蛍石の魅力ですよね。
私は色のグラデーションにこだわっているので2色がほぼ同じくらい主張している標本は殆ど持っておらず「どっちかの色が勝っている」標本ばかりですが,前述の「背景とゾーニングが違う色」も含めるとかなりの割合がバイカラー以上になります。

ところで蛍石を集めていると気づくと思うのですが「バイカラーになりやすい組み合わせ」というのがあります。
・黄色とブルーまたは黄色と紫
 イリノイ,イギリス,フランス,ドイツなどでよく見られます。
・緑と紫
 世界中の標本で普遍的にみられる組み合わせ,へき開八面体やビーズでもよくあります。
・ピンクと緑
 パキスタン,ペルーのピンク蛍石にはコアが淡い緑になっているものが多くあります。
・青っぽい緑~青~青紫
 オーストリアや中国の蛍石できれいなグラデーションになっているものがありますね。
・無色+有色
 中心は有色で外側が無色という組み合わせもよくあります。
 独特の雰囲気があるので魅力を感じる人も多いと思います。

これらの相関図を図にまとめてみました(見苦しい手書きですが)が,なぜか「補色」に近い色どうしでバイカラーになることが多いようです(図7)。
またよくみると「黄色・青・紫のトライアングル」と「ピンク・緑・紫のトライアングル」の2つの仲間があること,さらに前者(黄青紫)は六面体,後者(ピンク緑紫)は八面体の蛍石に多い傾向があるのもとても興味深いことだと思います。

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図7

【内包物】
インクルージョンのことです。
発色の原因になる「不純物」というのは,母体の鉱物を構成する原子が1個(多くても数個)だけ他の原子に入れ替わったり割り込んだりすることで,原子レベルというか電子1個のエネルギーのやり取りで特定の波長(色)の光を吸収するものです。
これに対して「内包物」は,かなりの数の原子からなる他の物質(それ自体取り出しても色があるくらいの大きさ)の粒が母体の中に散らばっている状態です。
かなりの数の原子からなるといっても,目に見えない大きさだと均質な着色のように見えるのです。
蛍石の場合は酸化鉄(ヘマタイト,ゲーサイトなど)を内包することによって赤っぽく着色することがあります(図9)。
また表面が酸化鉄でうっすらコーティングされている場合も赤や朱色,黄色になったりします(図8)。

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図8 Clara Mibe, Germany           図9 Villabona Mines, Spain

マトリックスの色としては存在しないとされる朱~オレンジの標本が得られるので,貴重な存在だと思います。
また,先述のカルシウムコロイド(紫)や有機物(茶色)も,内包物というほうが適切かもしれません。

【蛍光】
蛍石は多くの標本が紫外線で蛍光することで有名ですよね。
一番有名なのは英国の蛍石で太陽光でも青紫に蛍光するものがありますが,その他の産地でも紫外線長波で青紫に蛍光するものが多くあります。
私が面白いと思うのは黄色系の蛍石で,可視光線では似たような黄色でも紫外線での蛍光にはバリエーションがあります(図10~13)。
よくある青紫蛍光のものもあれば,白っぽい黄色に蛍光するもの(スペインや南アフリカなどに多い),ピンクに蛍光するもの(スペイン,モロッコ,フランスなど),乳白色(カナダ)などがあります。

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図10 May Quarry, Ohio               図11 Vioolsdrif, RSA

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図12 Gloria Mines, Spain             図13 Good Hope Mine, Canada

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長々と書いてきましたが,なんだかとりとめない感じですみません。。。
次がいつになるかわからないですが形,産地,大きさ等々についても書きたいと思います。

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タンザナイト part II

Tanzanite / Merelani, Arusha, Tanzanite

ちょっと前にタンザナイトを3個紹介しましたが,その翌週にあった京都ショーで勢いに乗ってまた3個増えました。。。
前と同じく個別の写真を紹介しておきます。
※PCのモニターで見ておられるかたは,(今までのブログでもそうですが)写真をクリックすると大きな画面が開きますので是非見てやってください。

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淡くて透明な黄色ですが根元部分と左の写真でいう「奥側」に青い部分があって,結果的に前から見るとややグリーンがかった淡い黄色に見えます。
横から見ると背中側が紫がかって見えます。

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典型的なタンザナイトの結晶の形(平べったくて先がホームベースみたい)ではなく柱状に近い形です。
クラックなどが殆どなく透明度がとても高く,柔らかいピンクがかわいい標本です。
横から見るとややオレンジがかった色になります。

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先のほうはピンクと薄茶色の間の「肌色」みたいな捉えどころない色,付け根部分は前後方向が青く着色していて,全体としては下側に向かってグラデーションになっています。
横から見ると,肌色だったところは濃いマゼンタ,青の部分は濃い紫と前から見たときとは全く違う印象に変化します。
写真は載せていませんが,少し上から見ると赤みが増して濃い色にも見えます。
不思議なグラデーションと多色性がとても魅力的です

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集合写真。
大きさもだいたい粒ぞろいで可愛いです。

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「まわれ右」したところ。
こちらはこちらで色味がかわって面白いですね。

一つずつ見たり,並て見たり,向きを変えてみたり。
なかなか見飽きないタンザナイトです。

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翠銅鉱(ナミビア)

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Dioptase / Tsumeb Mine, Tsumebu, Namibia
左右20mm。

前回の赤銅鉱の記事で引き合いにだしたので翠銅鉱を紹介します。
以前ロードクロサイトの回で「鉱物を集め始めた頃,とてもいれいな石だなと思って欲しかったのがロードクロサイトとダイオプテーズでした。」と書いたとおり,ずっと密かに憧れでした。
コンゴやカザフスタンのきれいな標本もありますがツメブの深い緑がとても好きです。
1つの結晶で長手方向に15mmくらいの大きさがあり,エッジのシャープさ,面のテリともに良いと思います。
コランダムや電気石と同じ三方晶系ですが,側面のm面とトップのr面の組み合わせが独特の形で,これも翠銅鉱の魅力だと思うのです。

クラスターの大きさや他の鉱物との共存,母岩との対比等ですばらしい標本もまだまだあるとは思いますが私の翠銅鉱はこれで満足です。

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赤銅鉱(オーストラリア)

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Cuprite / Red Dome Mine, Chillagoe, Queensland, Australia
左右15mm。

ひさしぶりに金属光沢をもつ酸化鉱物を紹介します。
赤銅鉱はCu2Oの化学式を持つ1価の銅酸化物で,結晶構造はその名も赤銅鉱型構造という立方晶です。
蛍光灯の光の下ではほぼ無色に近い黒っぽいヘマタイトに似た金属光沢ですが,白熱灯や強い光の下では鮮やかな赤に見えます。
これはCu2Oが黄色より短い波長の光を吸収する半導体であることに起因し,金属の銅が赤っぽいのとは異なる理由です。
この標本は結晶面にテリがあり,強い光の下ではものすごく鮮やかに赤に見えその色はルビーやスピネルにも劣らないと思います。
不透明ではありますが内部に粒々光る感じが独特の質感です。
色相自体は対極ですが光沢,透明度,彩度,粒々感(これが←重要)共に翠銅鉱のそれにとても似ていると思うのです。

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2018 京都ショー

今日は子供の運動会の予定だったので京都ショー初日は不参加のつもりだったのですが,朝急に雨が降り出して運動会が延期になったので急遽京都ショーに行くことになりました。
なのでちょっと遅れて10時半頃に到着。
小雨は降るわ蒸し暑いわでなかなか疲れましたが,会場内は結構エアコン効いていて快適でした。

今日行くつもりがなかったので心構えもできておらずあまり狙いを定めてなかったので,ぼや~っとふらふらしていると,会場真ん中あたりの目立つ場所にある New Era Gems に見たような後姿の3人組を発見。(ひいらぎさん,冷菓さん,こやまさん)
なにやらきれいな色のタンザナイトを購入され,さらに物色しておられるとのこと。
私も混ぜてもらって見てたのですが,確かに青や紫の大きさ透明度値段各種取り揃えもさることながら,黄色やピンク系のものもたくさんあってめちゃめちゃ楽しいじゃないですか。
で私もいろいろ迷った挙句3個購入しました(いちばんたくさん買った^^;)。

2018kyoto_tanza
ちょっと照明が暗いのでくすんで見えますが,もうちょっと明るくて鮮やかです。
後日撮りなおそうと思います。
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みなさんお腹がすいたとのことで11時半に午前の部を切り上げて一昨年から毎回行っている「プチセヌ」さんでランチ。
午前中に購入したタンザナイトを見せ合って,こやまさんはさらにマイコレのタンザナイトも持ってきておられたのを見せてもらいました。
こやまさんのタンザナイツはブルー,紫,ピンク,イエローの4色で同じくらいの大きさのが揃っててとても素敵で,特に紫のやつは私も(今日購入したものも含めて)持っていなかったので欲しくなりました。

午後の部は「こやまさんの紫タンザナイト」に似たのを探してEraさんの他にも回ったのですが,結局気に入ったのは見つからず「追いタンザナイト」は無しで。

ARMEE GEMさんで「ガーネット20個盛り合わせ」っていうのがあるっていうのを教えてもらい行ってみました。
誕生石ガーネットなのですが,ツァボライトとヘッソナイトを数個持ってるくらいで,でも結構カラフルだしいいなーってずっと思っていながらなかななふんぎりがつきませんでした。
盛りあわせっていう手があったのかーって思い即決で購入しました。

Kyoto2018garn
一つ一つは小さいですがかわいいです!濃い色のは光にかざすときれい。
これを参考にして,それぞれ結晶がきれいなやつも探してみようかな。

20個それぞれに対して何ガーネットか,産地,色を書いた紙がついているのですが,ガーネットはごちゃっと袋に入っているのでどれがどれなのか対応がつきません。
「あててみてください」って言われてやってみましたが,3割も正解してなかったと思います。
最後にきちんと並べていただいて写真を撮らせてもらったので安心です。

Garnetsn

というわけで今日の成果はタンザナイト×3,ガーネット盛り(20),トルマリン1個でした。

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ここからは蛍石レポートです。
初台さんにペルー・ワンサラの新産というのがありました。
ワンサラによくある「緑み」はなく明るく可愛い(暖かい)ピンクで透明度もテリも抜群なのに加えて,面(311面)が部分的に大きく発達していてモルガナイトを思わせるような形をしていました。
信一商事さんでは福建省の青紫の最近でたやつというのを見せてもらいましたが,d面(110)が大きいのが特徴かな。
あと,前からあったのかもしれませんが福建省産で白と黒を貴重としたすっきりした母岩にほぼd面でできたごく淡いグリーンの蛍石が1つだけ乗っかってる標本があり,とてもよい「景色」だと思いました。
内モンゴルは最近新しいのがあまり出なくなったっておっしゃってました。

そんなところでしょうか。

帰りは四条烏丸の地下の志津屋で「カルネ」というハムをはさんだパンをお土産に買って帰りました。

最近台風や大雨が多く,今日も交通機関も乱れがちで大変は思いをされた方も多かったと思います。
明日以降は良いお天気だと思いますので,行かれるかたは楽しんでください。

---10/8追記---
前回紹介したタンザナイトと今回の京都ショーで追加したタンザナイトを並べてみました。
もうちょっときれいに撮れるよう光源を見直したいとは思っていますが,とりあえずきれいでしょ。

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タンザナイト

Tanzanite / Merelani, Arusha, Tanzanite

今日は台風24号の接近に伴うバタバタですっかりブログ更新するの忘れそうになりました。
タンザナイトを3個紹介します。
タンザナイトにはあまり詳しくない,というか鉱物図鑑やWikiに載っている程度の知識しかないので説明はできませんが,とにかく
・見る角度によって色が変わる(多色性)を示すものが多い。
・ゾイサイト(灰簾石)のうち青~紫のものをタンザナイトという
※ピンクや黄色のものもタンザナイトという人もいれば言わない人もいます。
 タンザニア産でなければタンザナイトとは言わないとも。
・・・ということくらは知っています。

あまり興味はなかったのですが,昨年(2017年)の池袋ショーで多色性が美しくて手ごろなタンザナイトを見つけて魅了されたのをきっかけに,数個の標本を購入しました。

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まずは透明度の高いブルーのタンザナイト。
中心部にやや薄茶色の部分があります。
小さい標本ですが,扁平で幅色,結晶面がきれいに出ていてテリがあります。
横から見ると鮮やかな紫に変化します。

Tanza2Tanza2s

こちらは先端が淡いブルー,少しシックなブルーになって,下のほうベージュ~薄茶色に
なっています。
晴れた夕焼けではない日の夕方の空を見ると,まさにこんな色のグラデーションになっていることがあります。
彩度は高くないですがとても美しく魅了される標本です。
横から見ると紫~ピンク~黄味がかったベージュとまた違ったグラデーションを見せてくれます。

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最後はややクラックが多いですが色が面白いタンザナイトです。
先端は淡いピンクで真ん中が淡いイエロー,下のほうはオリーブグリーンからブルーグリーンとグラデーションになっています。
横から見るとやや全体にピンク側に色相が回るような感じです。

他にもいろんな色やグラデーションのタンザナイトが集めたいと思っています。

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菱マンガン鉱(南アフリカ)

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Rhodochrosite / N'Chwaning Mines, Northern Cape, South Africa
高さ18mm。

前回に引き続きロードクロサイトです。
犬牙状でテリがあって赤みが強いのが本産地の特徴だと思いますが,この標本は基底部はオレンジがかった赤,先端部はやや紫がかったピュアなピンク(スイートホームの色に近い)と,とても美しいグラデーションになっています。写真ではなかなか上手に再現できなかったのが残念です。

産地名の"N'Chwaning"は「ヌチュワニン」と表記されることが多いですが,
N'で始まるアフリカの人名地名で
 ユッスー・ンドゥール(Youssou N'Dour)
 ンジャメナ(N'Djamena)
などと「ン」と表記される場合の方を先に知っていたので,「ンチュワニン」のほうがいいんじゃないのっ?て思ったりします。

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菱マンガン鉱(コロラド)

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Rhodochrosite / Sweet Home Mine, Alma, Park Co., Colorado, USA
左右20mm。

スイートホームのロードクロサイトです。
鉱物を集め始めた頃,とてもいれいな石だなと思って欲しかったのがロードクロサイトとダイオプテーズ(翠銅鉱)でした。
その頃,スイートホーム産のロードクロサイトと水晶と紫の蛍石が共存した標本,ツメブ産のカルサイト,ダイオプテーズ,モットラム鉱が共存した標本がネットショップに出ていて,いつか買おうと思っていたのですが,いつの間にか売れてしまっていて悔しい思いをした記憶があります。

蛍石も一息ついたところでロードクロサイトは買っておこう,と思い入手しました。
スイートホームらしい菱形とやや青みがかった濃いピンクの単結晶です。
黒い安四面銅鉱を伴います。

こんな鮮やかなピンク色の鉱物は他に無いよね~って思うとついニヤニヤしてしいますね。

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電気石(ブラジル)

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Elbaite / Santa Rosa Mine, Itambacuri, Minas Gerais, Brazil
高さ22mm。

トルマリンは産地にも産状にもまだまだ詳しくないので「ブラジルのトルマリン」とだけしか知識が無いのですが,色も質感も目を引く標本だったので入手しました。
透明度が比較的高く,色はトップが濃いピンク,中ほどが淡いブルーで下のほうは明るいニュートラルなグリーンのトリカラーになっています。
特にトップの濃いピンクが印象的で(お魚の)サヨリの下顎を思わせます。

ターミネーションは少し尖がった面(何面というのかは勉強中・・・)が大きくでているところが特徴的です。
側面には縦方向に条線が入っていて,内部には横方向に細かいキラキラしたクラック(?)が入っているというとてもトルマリンらしい特徴が見られます。

マルチカラーのトルマリンはとても美しいですが,集めだしたらきりが無さそうでちょっと怖いですね。

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